英語のリスニングは初学者の壁
リスニングは通常生活では養われない英語耳や英語脳を鍛える必要があるので実用できるまでに時間がかかります。
そのため、先が見えないばかりに「他のことに時間使ったほうが賢くね」と思ってしまいがちです。しかし、読む力や単語力がある前提ですが、二か月ぐらい本気になったら、「なんとなく話わかるな」ぐらいにはなります。
つまり、リスニングにおいて、英語一語一語に止まってってしまっている状態から、そこそこ理解できる感覚になるまで到達できると思います。
本気になれば二か月ほどで英語のリスニングの壁を崩せる
本気というのは「英語を頭が痛くなるほど聞いて口に出しながら、理解しようとできる」レベルです。
留学に行ったとき、TOEIC(L/R)685でリスニング350点ほどでしたが、会話スピードの遅いノンネイティブでさえもほとんど周りがなに言ってるかわかんなかったんです。(ちなみに350点であっても、英文全体理解というよりも、文法的に簡単なところへの理解と大事そうに聞こえたワードを拾ってるぐらいの感覚です。会話の流れはつかめても、ほとんど理解できてません(個人的感覚))
英語慣れをしていないので、インプットして理解しようとするだけで頭が痛い日々が続きました。
一か月から二か月ぐらいに会話をなんとなく楽しめるようになったので、頭痛もストレスも軽減されました。
単に留学したからというわけではなく、理解しようとする姿勢と時間があれば短期間でも、わかるレベルにはなれます。私は全くわからないレベルで留学にきたので、その分時間もお金も損した気持ちですが、「頭痛がするほどインプットして理解しようとする」は日本でも実践可能です。
英語を聞けるようになったら、自分よりも儲けですね。とにかくなれるための時間を稼ぎます。
リスニングの勉強で実践したこと
英語力を鍛える要因を探す
友達、サークル、過去の羞恥心、もてたい、競争、なんでもオッケーです。自分の場合はイギリス系高飛車女教師に英語で食ってかかることがモチベーションでした。
YoutubeにあるFriendsのリスニング用動画を聞きまくる、真似る
朝5時から2、3時間ぐらいやってました。わからないところは何度も戻して聞き直しです。速さになれることもできます。英訳と和訳がついている動画もあります。また発音ルールと照らし合わせこういう風にいうんだというのを体で覚えていきます。
英単語の音を知る
単語の音と単語を構成するアルファベットの並びで発音のある程度のパターンがあります。それを知り、なれること。
英文の中の単語同士のつながりや発音あるあるを知る
- 母音は前後のアルファベットとくっついて発音される
- tとdは消えがちか強調されがち
- youの発音には種類がある
- himとherのhの音は抜けがち
発音の違いを知る
th, s, sh | z, g | l, r | v, b | m, n |
上記の発音の違いを知っておく。こちらは最後のほうに覚えてもいいかもしれません。どちらかというとスピーキング向きです。
リスニング力が伸びなければどうするのか
基礎力である英単語を勉強する
リスニングで英語を理解するためには基礎力が必須です。
単語力や文法がないまま、いきなり理解することはできません。とにかく毎朝10単語ずつ覚えるなどの対策が必要です。
当たり前でめんどくさい方法論ですが、力が必要なのは最初だけ、そのあとは軌道に乗るだけ。
単語についてはDUO3.0がおすすめです。シチュエーションごとに覚えられます。リスニングしながら音と一緒に英文も覚えてしまえば力になります。詰め込みすぎない学習をおすすめします。下記の記事で紹介しています。
聞き間違えた発音部分は必ず復習して体得する
記憶ではリスニングで後れを取るでしょう。体得するのがいいです。自然に反応できるようにする。アルファベットごとの組み合わせで音のパターンがあるのでそれに気づいて慣れること。
体得するために英会話をする
頭でどうこう考えるよりも体でみにつける。人によって自分にあった方法は違うので例えばオンライン英会話でを使うと、楽しく英会話でき、数をこなすことで慣れることができ、リスニング向上にもなるでしょう。
もういちど聞くための英会話表現
初学者だとどうしても英語がきちんと聞き取れないときがあると思います。
もう一度聞くための表現を最低限知っておきましょう。
- Sorry?
- Could you say that again?
- I’m sorry, Would you speak more slowly?
リスニングの練習方法はたくさんあるので、飽きないように少しでも継続できる方法でローテーションするといいですね。
とにかく単語も多いし、リスニングの音声速度は速いしで達成するまでに時間がかなり必要ですが、一度のインプット量を多くするよりも、学習量を少なくして質をアップさせましょう。
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